うちの釣り堀には約1億2千匹の魚がウヨウヨ。適当なエサつけて、竿させば、今日はどんな魚が釣れるかな。ま、釣りつ、釣られつってことで。
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「女だからってバカにして! 女だって男と同じように、家事手伝いじゃなくて、ちゃんとニートと呼ばれたいの!」
男女平等バンザイ!
●参考記事
『現場から:遅れている女性ニートの支援 「嫁にいけばいい」わけじゃない=横浜支局記者・一條優太 /神奈川』
毎日新聞 5月3日(金)11時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130503-00000076-mailo-l14
男女平等バンザイ!
●参考記事
『現場から:遅れている女性ニートの支援 「嫁にいけばいい」わけじゃない=横浜支局記者・一條優太 /神奈川』
毎日新聞 5月3日(金)11時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130503-00000076-mailo-l14
●参考記事
『現場から:遅れている女性ニートの支援 「嫁にいけばいい」わけじゃない=横浜支局記者・一條優太 /神奈川』
毎日新聞 5月3日(金)11時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130503-00000076-mailo-l14
公益財団法人・横浜市男女共同参画推進協会が、女性ニートの就労支援に力を入れている。カフェでの実習などを通じ、少しずつ働くことに慣れてもらう試みで、全国的にも珍しいという。ニートと言えば男性のイメージが強いが、仕事に就きたくても就けず家に引きこもりがちな若い独身女性も、実は少なくない。同協会の取り組みと女性ニートの実情を取材した。
. ◇カフェで「中間的就労」
「38番のお客様、お待たせいたしました」
4月中旬、横浜市男女共同参画推進協会が運営するフォーラム南太田(横浜市南区)内にある「めぐカフェ」で、エプロン姿の実習生の女性(23)が声を張り上げ、お客さんを呼び出した。
ここで働き始めて4回目の出勤日。まだ接客も、スープを盛る手つきもぎこちないが、必死に仕事をこなす。
めぐカフェは2010年11月オープン。協会が15~39歳の無職の独身女性、つまり女性ニートの実習の場として設けた。実習生は1日3時間、3カ月間で計20回勤務する。接客のほか、コーヒーやハーブティーをいれたり、野菜スープの仕込みをしたりする。
フォーラム南太田職員の新堀由美子さん(43)は「仕事の経験がほとんどない人や仕事から長期間離れていた人が急に一般の会社で働くのは難しい。カフェでの『中間的就労』で、まずは働くことに慣れてもらう」と狙いを説明する。
実習生の指導に当たる、めぐカフェ・コーディネーターの違(ちがい)克美さんは「学校や職場などで何かしらつまずいた経験のある人は多い」と指摘する。家に引きこもりがちだったり、対人関係で傷ついた過去から働くことを怖がっていたりと、一人一人抱えている問題は違う。それぞれに合わせた接し方を心がける。
「実習中に表情が明るくなり声も出るようになるなど変化が見られると、うれしい」と違さん。3月末までに52人がめぐカフェで実習し、その経験を生かして21人が働く場を見つけられた。
NPO法人・全国女性会館協議会の桜井陽子理事長によると、めぐカフェのような取り組みは全国的にも珍しい。このほか協会は09年から「ガールズ編しごと準備講座」も開催している。声を出す呼吸法やヨガ、メーク講座、講座修了生の体験談聴講などさまざまなプログラムを用意し、心と体をほぐすことで仕事に就くための準備をしてもらっている。
新堀さんは「働く意欲のある女性を社会に一人でも多く送り出したい。そのために、もっと実習の場を増やせればいい」と話した。
◇「仕事に出られず、苦痛」
めぐカフェでは4月から、先の23歳女性を含め新たに4人の実習生が働き始めた。
横浜市瀬谷区の女性(26)は以前プログラマーを目指したが自信を持てず、会社説明会の先に進めなかった。
.
大学卒業後、1カ月だけアルバイトした以外、勤務経験はない。「仕事に出られないのは苦痛だった。同居する両親は働いているのに申し訳なかった。何とかしなきゃと思いながら動けなかった」
同市港南区の女性(22)は高校を卒業して専門学校に進んだが、体調不良のため1年ほどで通えなくなり両親と同居する家に引きこもった。「休んでから一気に『電池』が切れ、外に出たくなくなった」。部屋で寝てばかりで、外出が月1、2回の時期もあった。
昨秋、「ガールズ編しごと準備講座」に参加したことが、2人の転機になった。次のステップとして、めぐカフェの実習に参加している。
「段階を踏めば進んでいけると思えた」と瀬谷区の女性は言う。「失敗も多いけど、周りが励ましてくれる。実習で少しずつ自信を付け、アルバイトでもいいので働きたい」。港南区の女性も「カフェで経験を積むことで働くイメージが湧いてくる」と語った。
一方、めぐカフェを「卒業」した女性(29)=川崎市宮前区=は「焦らず、自分にできることを一つ一つこなすことが大事だと思えるようになった」と成果を説明する。
大学になじめず中退。学生時代から数えて5年間のアルバイト生活後、正社員を目指したが、うまくいかなかった。「自分は何にもできない。働くことに向いていない」と自信を失い、引きこもりがちになった。
めぐカフェは、相談機関のよこはま若者サポートステーション(横浜市西区)から紹介された。4月から事務職に就き、週3回のペースで働き始めた。
◇全国で23万人以上 焦りや悩みは男女共通
ニート問題を取り上げるテレビ番組では大抵、男性が登場する。女性がクローズアップされることは少ない。私自身も、その存在を深刻に考えてこなかった。「『女性は仕事に就けなくても結婚すればいい』という考えが世の中にあるのでしょう」。新堀さんの指摘が耳に痛かった。
総務省が実施した12年の労働力調査によると、ニートは全国で63万人、うち女性は4割近い23万人。実質的に「ニート」だが、「家事手伝い」の女性は含まれておらず、実数はもっと多い。
よこはま若者サポートステーションには、仕事に就けずに悩む若者が日々約50人、相談に訪れる。約35%は女性。熊部良子施設長は「同居する親に経済的余裕が無くなり、働きたい女性が増えた」と話す。経済情勢の悪化から社会には、かつてのように女性が「家事手伝い」でいられる余地は少ないようだ。
熊部さんによると、相談者は仕事をしていないことへの焦りや後ろめたさを感じながらも、人間関係に悩んだ過去の経験から仕事をすることに恐怖を抱いていたり、仕事の探し方が分からなかったりする。それは男女共通しているという。
違うのは周囲のプレッシャー。男性は家族から仕事に就くよう強く促される傾向があるが、女性は比較的、重圧をかけられることが少ない。婚姻率の高かった親の世代が「いつか嫁に行く」と考えているためだ。
「その分、就労に向けた周囲のサポートが得にくい」と指摘するのは全国女性会館協議会の桜井理事長。「現在の国のニート支援はジェンダーレス。男女が社会で置かれている立場の違いを考慮すべきだ」と強調する。
結婚が難しくなり、若い男性の収入も少ない現代。結婚を女性ニートの解決策と捉えるのは、現実的にみても無理だ。ニートのまま年を重ねていけば、男女を問わず困難な環境に置かれていくことになる。実態に合わせた支援が必要で、まずは行政もメディアも社会も「女性は結婚すればいい」という時代錯誤の認識を完全に捨て去らなければならない。
5月3日朝刊
『現場から:遅れている女性ニートの支援 「嫁にいけばいい」わけじゃない=横浜支局記者・一條優太 /神奈川』
毎日新聞 5月3日(金)11時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130503-00000076-mailo-l14
公益財団法人・横浜市男女共同参画推進協会が、女性ニートの就労支援に力を入れている。カフェでの実習などを通じ、少しずつ働くことに慣れてもらう試みで、全国的にも珍しいという。ニートと言えば男性のイメージが強いが、仕事に就きたくても就けず家に引きこもりがちな若い独身女性も、実は少なくない。同協会の取り組みと女性ニートの実情を取材した。
. ◇カフェで「中間的就労」
「38番のお客様、お待たせいたしました」
4月中旬、横浜市男女共同参画推進協会が運営するフォーラム南太田(横浜市南区)内にある「めぐカフェ」で、エプロン姿の実習生の女性(23)が声を張り上げ、お客さんを呼び出した。
ここで働き始めて4回目の出勤日。まだ接客も、スープを盛る手つきもぎこちないが、必死に仕事をこなす。
めぐカフェは2010年11月オープン。協会が15~39歳の無職の独身女性、つまり女性ニートの実習の場として設けた。実習生は1日3時間、3カ月間で計20回勤務する。接客のほか、コーヒーやハーブティーをいれたり、野菜スープの仕込みをしたりする。
フォーラム南太田職員の新堀由美子さん(43)は「仕事の経験がほとんどない人や仕事から長期間離れていた人が急に一般の会社で働くのは難しい。カフェでの『中間的就労』で、まずは働くことに慣れてもらう」と狙いを説明する。
実習生の指導に当たる、めぐカフェ・コーディネーターの違(ちがい)克美さんは「学校や職場などで何かしらつまずいた経験のある人は多い」と指摘する。家に引きこもりがちだったり、対人関係で傷ついた過去から働くことを怖がっていたりと、一人一人抱えている問題は違う。それぞれに合わせた接し方を心がける。
「実習中に表情が明るくなり声も出るようになるなど変化が見られると、うれしい」と違さん。3月末までに52人がめぐカフェで実習し、その経験を生かして21人が働く場を見つけられた。
NPO法人・全国女性会館協議会の桜井陽子理事長によると、めぐカフェのような取り組みは全国的にも珍しい。このほか協会は09年から「ガールズ編しごと準備講座」も開催している。声を出す呼吸法やヨガ、メーク講座、講座修了生の体験談聴講などさまざまなプログラムを用意し、心と体をほぐすことで仕事に就くための準備をしてもらっている。
新堀さんは「働く意欲のある女性を社会に一人でも多く送り出したい。そのために、もっと実習の場を増やせればいい」と話した。
◇「仕事に出られず、苦痛」
めぐカフェでは4月から、先の23歳女性を含め新たに4人の実習生が働き始めた。
横浜市瀬谷区の女性(26)は以前プログラマーを目指したが自信を持てず、会社説明会の先に進めなかった。
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大学卒業後、1カ月だけアルバイトした以外、勤務経験はない。「仕事に出られないのは苦痛だった。同居する両親は働いているのに申し訳なかった。何とかしなきゃと思いながら動けなかった」
同市港南区の女性(22)は高校を卒業して専門学校に進んだが、体調不良のため1年ほどで通えなくなり両親と同居する家に引きこもった。「休んでから一気に『電池』が切れ、外に出たくなくなった」。部屋で寝てばかりで、外出が月1、2回の時期もあった。
昨秋、「ガールズ編しごと準備講座」に参加したことが、2人の転機になった。次のステップとして、めぐカフェの実習に参加している。
「段階を踏めば進んでいけると思えた」と瀬谷区の女性は言う。「失敗も多いけど、周りが励ましてくれる。実習で少しずつ自信を付け、アルバイトでもいいので働きたい」。港南区の女性も「カフェで経験を積むことで働くイメージが湧いてくる」と語った。
一方、めぐカフェを「卒業」した女性(29)=川崎市宮前区=は「焦らず、自分にできることを一つ一つこなすことが大事だと思えるようになった」と成果を説明する。
大学になじめず中退。学生時代から数えて5年間のアルバイト生活後、正社員を目指したが、うまくいかなかった。「自分は何にもできない。働くことに向いていない」と自信を失い、引きこもりがちになった。
めぐカフェは、相談機関のよこはま若者サポートステーション(横浜市西区)から紹介された。4月から事務職に就き、週3回のペースで働き始めた。
◇全国で23万人以上 焦りや悩みは男女共通
ニート問題を取り上げるテレビ番組では大抵、男性が登場する。女性がクローズアップされることは少ない。私自身も、その存在を深刻に考えてこなかった。「『女性は仕事に就けなくても結婚すればいい』という考えが世の中にあるのでしょう」。新堀さんの指摘が耳に痛かった。
総務省が実施した12年の労働力調査によると、ニートは全国で63万人、うち女性は4割近い23万人。実質的に「ニート」だが、「家事手伝い」の女性は含まれておらず、実数はもっと多い。
よこはま若者サポートステーションには、仕事に就けずに悩む若者が日々約50人、相談に訪れる。約35%は女性。熊部良子施設長は「同居する親に経済的余裕が無くなり、働きたい女性が増えた」と話す。経済情勢の悪化から社会には、かつてのように女性が「家事手伝い」でいられる余地は少ないようだ。
熊部さんによると、相談者は仕事をしていないことへの焦りや後ろめたさを感じながらも、人間関係に悩んだ過去の経験から仕事をすることに恐怖を抱いていたり、仕事の探し方が分からなかったりする。それは男女共通しているという。
違うのは周囲のプレッシャー。男性は家族から仕事に就くよう強く促される傾向があるが、女性は比較的、重圧をかけられることが少ない。婚姻率の高かった親の世代が「いつか嫁に行く」と考えているためだ。
「その分、就労に向けた周囲のサポートが得にくい」と指摘するのは全国女性会館協議会の桜井理事長。「現在の国のニート支援はジェンダーレス。男女が社会で置かれている立場の違いを考慮すべきだ」と強調する。
結婚が難しくなり、若い男性の収入も少ない現代。結婚を女性ニートの解決策と捉えるのは、現実的にみても無理だ。ニートのまま年を重ねていけば、男女を問わず困難な環境に置かれていくことになる。実態に合わせた支援が必要で、まずは行政もメディアも社会も「女性は結婚すればいい」という時代錯誤の認識を完全に捨て去らなければならない。
5月3日朝刊
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